夏季休診前保守点検ポイント

休暇明けに慌てないために ― 保守点検チェックリスト

Warning

猛暑による影響で機械室の温度が著しく上昇し、機器に不具合が発生するケースが増えています

機械室の温度は5℃~40℃に保ちましょう
機械によっては室温が45℃を超えると機器が停止するリスクがあります
定期的な換気・空調のチェックをお願いします

ユニットチェア

  • 通常のメンテナンス清掃を行う
  • ユニットチェアを最低位にし、メインスイッチをOFFに
  • 水とエアーのコック(バルブ)を閉め、シリンジで水・エアーの圧力を抜く
  • 各種水フィルターの交換時期の確認(ユニポア等)も忘れずに!!

タービン・コントラ

  • 日常のメンテナンス同様、オイル注油をして保管

オートクレーブ(滅菌器)

  • ドアパッキンを清掃
  • 貯水槽・排水槽の水を抜き、電源をOFFに

X線装置(CT・パノラマ)

  • 最低位まで下げ、電源をOFFに

石膏トラップ

  • 中の汚れを確認し、必要に応じて清掃する

機械室

  • コンプレッサー・エアドライヤー・バキュームの電源をOFFに
  • コンプレッサーのタンク内の水抜き(排水バルブを開く)
  • バキューム分離器の清掃

お休み明けに

  • 各ユニットのスピットンに水を十分に流す
  • バキュームで十分に水を吸引
  • タービン・マイクロモーター・シリンジ等の水を十分に抜く